大切に使い込むという気持ちと覚悟を。
先日、海外からのお客様と京都大覚寺を訪れたとき、縁側の黒マツの床を見て思いました。
「この風合い、雰囲気こそ本物のヴインテージの木材だなあ!」って!
永い年月を経て経年変化して杢出しの浮造りの表情になり毎日磨き上げることで黒光りした床板は
とても趣きがあります。
この自然界からの贈り物に誰もが好感を持つのではないかと思います。
本物の木が時間をかけて熟成してゆくとき、
その過程を感じ、楽しみながらも次の世代へと引き継いでゆくという考え方。
京都大覚寺の縁側で学ばせてもらったことです。
新しくお家を建ててもこんな床になるくらいに使い込んで欲しいなあって思います。
本物だけを世界から 京都 木想商家