東京出張中に地震に遭いました。
まず持ちまして、 今回の地震でお亡くなりになられた多くの犠牲者、被災者の皆様に心からの哀悼の意を表すると共に心からのご冥福をお祈り申し上げます。
金曜日は、途中で建築建材展を離れ、 東京・恵比寿で商談した直後でした。
ものすごい大きな断続的な揺れで、歩行が不能な程の揺れを体験。
その揺れは、3分程、続いたと思います。
「あっ! 死ぬかもしれない。。。」 と直感的に思いました。
高層ビルが、立ち木の様にゆらゆらと大きく揺れ、倒壊するかと本当に思いました。
JR全線ストップ。
新幹線もストップ。
徒歩でトランクを牽いて恵比寿から渋谷へ・・・。
街は大混乱。
食べるものや飲み物もなし。
そして僕が泊まっていたお台場のホテルの近くでも大きな火災が。。。
ものすごい人。
駅の高架下で丸くなって一夜を明かしました。
何気なく生活できている毎日。
当たり前ではないことに今回改めて気づきました。
大都市機能が麻痺した瞬間を目の当たりにし、自然の怖さを知りました。
17年前の阪神大震災。
当時、被災した僕の妻は、今でも彼女のクルマには、 ミネラルウォーターと乾パンと缶詰が積んであります。
普通に暮らせること。
待っててくれる家族や社員がいること。
それだけで、実は、とても有り難いことなのだと、つくずく感じました。
野宿した翌日、チケットを買って何とか新幹線に乗り込みました。
普段、あまりに何も考えていない自分が情けないのと、どうしてこんなにたくさんの人々が命を失ったのかと思うと、新幹線の中で不意に涙が溢れてきました。
生きていられることに、もっと感謝しくてはならないって思いました。
どうか、どうか一人でも多くの人の命がが助かることを心から御祈念申しあげております。
合掌