味付けで変わる無垢材の表情を。
無垢フローリングの表面塗装のことでよくお問い合わせをいただきます。
今回は、「木地に色をつける」ということについてです。
これまでは、木の素の表情、つまりそれぞれの樹種の木地色が好きでした。
もちろん、今でもその価値は大好きで時間と共に美しく色づく経年美は、やはりいいもんです。
そに一方で、自然塗料等で好みのカラーをつけることで、より一層表情豊かに形容することができ、自身のライフスタイルにもっと近づけることが可能になると思うのです。
特に樹種によってのステインの吸い込み方によるムラが、何ともいい感じを魅せてくれるから不思議です。
塗装は、無垢フローリング専用工場でカンナ掛けクラスのサンダー加工のあと、スポンジローラーで機械で丁寧に仕上げてゆきます。
美しく古びてゆく床。
僕はそんな価値を大事にしたいと思っています。
ちなみにこの床は、 スウェーデン産のレッドパイン(欧州赤松)。