パリジャンは、古材が好き。
朝から地下鉄に乗って、セーヌ河に近いマレ地区の「ヴィラージュ・サン・ポール」という街へ。
フレンチオールド・ティンバーを使って、アクセサリー屋さんと本屋さんを開く、エマニエルさんを訪ねて。
彼は、とても気さくに、 古い木のこと、 パリのこと、 京都での想い出のことを話してくれました。
天井には、 ボルドー松の ピンホールグレードを惜しみなく使い、 床には、ワイドプランクのワンピースモノのフレンチオークを貼っておられました。
そして建具は、古建具を採用。
壁には天然石を貼り詰め。。。
何とも落ち着いた素晴らしい空間演出でした。
彼は、 古きものがもたらす意味を明確に知っている様に感じました。
英語だたので、深くは訊き出せなかったけど、 多くのパリジャン達は、 本物とイイモノ、そして永く使えるものに自然と昔から関わってきた様です。
日本やフランスという歴史や伝統のある国は、やはり特別な文化と考え方を有しており、
そのことを巧く活かし、価値をこの時代にアレンジし、 次世代へ襷をつないでゆくことが大切だと思いました。
エマニエル・デューピスさん、 今度は、京都の古材を見に来てください!
メルシィー