京町家のキモチを・・・。
当社の京町家サロンショールームのある釜座通りを南へ下がったところで、築100年位の京町家が解体されています。
今回、残念ながら、この京町家と当社との接点は何もありません。
いわゆる普通の解体です。
壊して、 廃材は捨てられるか、チップ材に・・・。
想い起こせば8年前の2002年、京都・室町界隈で、重機で「ガッチャン、ガッチャン」と壊されてゆく京町家のシーンを眺めながら、 このままではいけない。
当時、 この廃材である「古材」を何とか活用できる方法はないものなのか?と、自問自答したものでした。
現在、京都市内中心部には、約2万件の京町家が残存していると言われ、毎年その2パーセントずつが、解体されているそうです。
相続や廃業の絡みで姿を消してゆく「京町家」
今では行政も本気になって京町家の保存再生に乗り出してくれました。
僕は京町家の今後を考えると、大切なのは、まずは、再生をし、その後保存へ。
もし、やむなく取り壊すなら「古材」に再利用。
そして 隅々まで使い切る・・・。
エコ・環境問題の解決には、提唱より、実践が大切だと思います。
評論家は誰にだって簡単にできますよね。
さあ、勇気を持って、みんなで実践者になり、積極的に行動を起こしましょう。
古材以外にも使えるものは、実はまだまだたくさんあります。
そして更に僕が大切だと思うのは NPOや趣味の粋を超えて、「ビジネス化」しないと、「真のエコ」は、残念ながら深々と発展しないと思っています。
「サティスナブルな社会」の実現のためには、そんな考え方がとても大切だと思っています。
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